アポトーシス誘導機能
セラミドは、乾燥を防いで潤いのあるしっとりした肌をつくってくれます。
皮膚の表面だけでなく、内側から働きかけて保湿してくれるのです。
このセラミドはアポトーシス誘導機能を持っています。
アポトーシスとは、少し怖い言い方をすると細胞の自殺です。
人間も多細胞生物として、多くの細胞が集まって構成されている生物。
体を良い状態に保つために、一部の古くなった細胞を自殺させることで、新しい細胞と入れ替えていくという働きを持っています。
アポトーシスとは、体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺と言えるでしょう。
怪我や血行不良などで細胞が壊死するということとは異なります。
セラミドにアポトーシス誘導機能があることは、実はニーマン・ピック病の研究においてわかりました。
ニーマン・ピック病とは、セラミドの生産に関与する酵素”酸性スフィンゴミエリナーゼ”が欠損してしまう病気です。
ニーマン・ピック病の患者にはアポトーシスを誘導するためのシグナルに対して抵抗力があり、管理・調整された自殺を起こすことができない、ということが明らかになったのです。
この後研究を重ね、セラミドはアポトーシスを誘導することが可能なアポトーシスシグナルの前駆体として働いたり、あるいはアポトーシスシグナルそのものとして働いたりすることが分かってきました!!
セラミドのチカラって凄いですね。
posted by セラミド at 13:49
| セラミドの基礎知識