細胞の分化・増殖



セラミドの機能として注目が集まっているのは、酵素群によって細胞膜からセラミドが遊離して、シグナル伝達物質として作用する機能です。

特に細胞の分化・増殖を促す機能があります。

細胞が分裂して増える現象を、細胞分裂といいますね。

一つの細胞が2個以上の細胞に増える現象は、人間をはじめとする多細胞生物の体内では、絶えず起こっています。

多細胞生物は1つの細胞が生まれたときから、細胞分裂によって細胞数を増やすことで個体を作ります。

単細胞生物の場合に細胞分裂をすることは、すなわち個体を増やすということになります。

これらのことを見ても生物にとって細胞分裂という現象は、非常に重要な出来事であることが分かりますね。

生物は細胞分裂に間して、非常に厳密な制御機構を持っているのです。

セラミドはこのような重大な現象にかかわる成分である!!と考えると、改めてその存在の大切さに気がつきますね。

もし細胞分裂の機能が異常を起こしたら、たとえば多細胞動物に癌が生じるといった現象にもつながるわけです。

アポトーシスという異常化した細胞を自殺させる機能とともに、細胞分裂は

「異常な細胞を取り除き、生体の状態を良い状態に保つ」

という、重要な役割を果たしているのです。
posted by セラミド at 23:30 | セラミドの重要な機能