セラミドの機能



セラミドやスフィンゴ脂質は、長い間「細胞膜を構成する要素」としては、知られていました。

しかし「それだけ」であるとも思われてきました。

最近になって、それ以上に重要な役割もあることがわかってきました。

セラミドは「細胞死のメッセンジャー」と呼ばれるほど重要な存在なのです。

具体的には

・分化

・増殖

・プログラム細胞死

・アポトーシス


を制御する働きを持っていることが、重要視されているのです。

アポトーシス (apoptosis) とは、管理・調節された細胞の自殺のこと。

自殺というと生体の死に向かう行為のように思えますが、アポトーシスとは生体をよりよい状態に保つためのものです。

アポトーシスより広い意味のプログラム細胞死にも、セラミドが関係しています。

これらの機能は、

@酵素群により細胞膜からセラミドが遊離すること

Aこの遊離した物質がシグナル伝達物質として作用する機能があること

により実現するものです。

セラミドの合成がうまくいかないとアトピー性皮膚炎などの原因になるのです。
posted by セラミド at 22:14 | セラミドの重要な機能